世界重要農業遺産システム:GIAHS

 GIAHS: Globally Important Agricultural Heritage Systems

 

世界では、近代化が進むなかで失われつつある伝統的な農業や、そこで育まれる知識体系 、生物多様性、景観を今もなお守り続けている地域があります。

FAOはこうした「農業システム」を一体的に維持保全し、次世代へ継承していくため、これらの地域を「世界農業遺産(GIAHS:ジアス)」として認定する取り組みを行っています。

2015年12月現在、世界15ヵ国36ヵ所が、GIAHSサイトとして認定されています。

 

<日本のGIAHS>

日本では2011年に新潟県(トキと共生する佐渡の里山)石川県(能登の里海・里山)が、また2013年5月に静岡県(静岡の茶草場農法)大分県(国東半島・宇佐の農林水産循環)熊本県(阿蘇の草原の維持と持続的農業)が認定されました。さらに2015年12月には、岐阜県(清流長良川の鮎)和歌山県(みなべ・田辺の梅システム)宮崎県(高千穂郷・椎葉山の山間地農林業)が認定され、2015年12月現在、計8ヵ所がGIAHSサイトに指定されています。

 

<GIAHS公式サイト>

Globally Important Agricultural Heritage Systems (GIAHS)

 

<書籍・パンフレット>

日本における世界重要農業遺産システム」『世界の農林水産2013年秋号』JAICAF、2013年

FAOマップ:世界重要農業遺産システム(GIAHS)」『世界の農林水産2013年秋号』JAICAF、2013年

 『世界重要農業遺産システム(GIAHS)』JAICAF、2011年

 

<FAOプレスリリース>

バングラデシュと日本の持続可能な農業システムが世界的に認知」(2015年12月15日)

農業遺産と持続可能な未来のためにパートナーシップと提携を促進」(2013年6月3日)

佐渡、能登の両地域が世界重要農業遺産システム(GIAHS)に認定」(2011年6月13日)