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ウガンダに行ってきました 3

農林水産省補助事業「サブサハラ・アフリカにおけるアグリビジネス展開・促進実証モデル事業」の第3回ウガンダ現地調査として、10月20日(日)から12月2日(月)の延べ44日間にわたり、ウガンダ共和国に行ってきました。

今回の派遣では、現在進めている実証試験のうち、除草試験を実施しました。

ウガンダ国では灌漑稲作も進めていますが、多くは天水に頼った稲作を行っています。ここでは日本の稲作と比べて大量に雑草が発生するために、農家は除草に多くの労働力と時間を取られています。

除草作業の機械化は難しい点がありますが、現地の農業において除草機の効果的な使用体系が得られれば、農家の負担が大きく軽減されることが期待されます。

また、欧州のNGOが耕耘機を導入している村で、耕耘機の耐久性や耕耘機導入による営農の変化を調査しました。

現地では部品の入手や整備が大変難しく、状態の維持に苦労していましたが、調査した農家では導入後に畑を拡大し、より多くの生産ができるようになっていました。また、生産物や水の運搬に活用することで生活の負担を減らしていました。

くわえて今回は、同国における農業金融制度の概要や、小規模農家が利用する貯蓄信用協同組合(SACCO)を含めた金融機関の現状と課題を調査しました。
現在、取り組むべき問題点の整理を行っています。

これまでの現地調査の成果を中心とした公開セミナーを2014年1月30日(木)に実施予定です。
詳細は、別途ご案内させていただきますので、ぜひご参加下さい。

 

平成25年度「サブサハラ・アフリカにおけるアグリビジネス展開・促進実証モデル事業」