『世界の食料不安の現状 2009年報告 :経済危機―その影響と教訓― 』

『世界の食料不安の現状 2009年報告 :経済危機―その影響と教訓― 』

2010年12月、A4版、56p

  世界食料サミット目標とミレニアム開発目標(MDGs)に向けた飢餓削減の進捗を検証するとともに、進捗の大きな妨げとなった世界的な経済危機に焦点を当て、開発途上国に与えた影響を詳しく考察します。 

  世界の食料・農業問題に関わる方のみならず、飽食日本に暮らす私たちの食のあり方を見つめ直すきっかけとしても、ご一読いただきたい1冊です。 

  

=目次=

■世界の栄養不足の現状

過去10年間に飢餓人口は増加した/世界的な経済危機:食料不安と脆弱性に対するもう1つの打撃/経済危機の開発途上国への伝搬/経済危機が食料安全保障に及ぼす影響の計量化/貧困と食料不安への対応の仕組み

■経済危機によって影響を受けた国の事例研究

アルメニア/バングラデシュ/ガーナ/ニカラグア/ザンビア

■飢餓の撲滅に向けて

農業および公共財への投資の重要性/短期的および長期的なセーフティーネット/食料への権利

■技術的付属資料

表1 開発途上国における栄養不足の蔓延、および世界食料サミット(WFS)とミレニアム開発目標(MDG)に向けた進展状況

表2 開発途上国の食料と財政状況の主要指標(地域別)

 

『世界の食料不安の現状 2010年報告 :長期的な危機下での食料不安への提言 』は、
(株)オルタナより発行されました。詳細は、FAO日本事務所のWEBサイトをご覧下さい。