海外農林業情報 No.103 (2019年11月15日)
目 次
【世界の食料需給の動向】FAOとUSDAによる世界食料需給見通し
【世界の食料需給の動向】FAOとUSDAによる世界食料需給見通し
国連食糧農業機関(FAO)は、11月8日付で世界の食料需給見通しを発表しました。また、米国農務省(USDA)も同日付で、2019/20年度の穀物を中心とした農産物の需給見通しを発表しました。
それぞれの報告について、小麦、粗粒穀物、コメ、油糧種子は次の通りとなっています。
なお、FAOの見通しについては、以上のほかに砂糖、肉類、乳製品、魚介類についても含まれておりますので、ご参照ください。
小麦
FAOの報告によると、2019/20年度の世界の小麦供給は回復すると見込まれ、今年初めから続く国際価格の低下も、これを反映したものです。世界の小麦生産量は7億6,500万トンと、記録的な水準となることが予想されています。回復の大部分はEUでの増加によるものですが、ロシア、ウクライナ、米国などの主要生産国でも、前年に比べ大幅な増産が見込まれます。
・・・続きはPDFで。(全3p)
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