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モンゴル養蜂プロジェクトの活動が進んでいます

今年3月、モンゴルでの養蜂プロジェクト(地方での生計維持を目指した養蜂振興プロジェクト; JICA草の根技術協力事業のフェーズ2)が始まりました。

本プロジェクトでは、年々養蜂家が増えているモンゴルにおいて、養蜂家が消費者のニーズに合った品質のよい蜂蜜を生産し、持続的な養蜂経営を行っていけるようになることを目指しています。

そのため、まずはダルハンオール県をモデル地域として飼育・品質管理・販売の分野で指導を行い、そこから得られたフィードバックやフェーズ1の成果を盛り込んだ手引書を作成、全国的な活用につなげていく予定です。

飼育分野では、7月と9月に、夏と秋の技術を蜂場やセミナーで指導しました。また、今年は夏から秋にかけてダニの発生が特に多く、蜂群が減ってしまったとの報告が養蜂家から寄せられました。そのため11月末には、来シーズンの対策に向けたダニ対策研修を実施。ダニの専門家が講義を行ったほか、ダルハン女王蜂養蜂組合のリーダーが自らの経験を共有しました。

品質管理の分野では、トレーサビリティの実践に向けて、7月と10月にセミナーとワークショップを実施しました。ワークショップでは、トレーサビリティの記録方法を具体的に指導し、実際に挑戦してもらうリーダー養蜂家と希望者に記録用シートを配布しました。今後、モニタリングを行う中で養蜂家からフィードバックをもらい、仕組みを改善していく予定です。

9月中旬には、蜂蜜の規格遵守をチェックする専門監察庁(GASI)の食品検査官を対象としたセミナーも行いました。モンゴルの食品規格では蜂蜜の糖度を80%以上と定めていますが、養蜂家も消費者もその認識が低く、マーケットには糖度の低い蜂蜜が数多く出回っています(蜂蜜は、糖度が低いと発酵してしまい、長期保存ができなくなることがあります)。セミナーでは、養蜂の全体像や糖度計の使い方を検査官に説明して、蜂蜜への理解を深めてもらいました。9月末にダルハンで行われた農業祭では、GASIの検査官が自ら糖度計を持ってチェックに回ったとのこと。養蜂家からも、「イベントでチェックされるので、糖度の低い蜂蜜を出すと恥ずかしい」といった声が聞かれるようになり、品質への意識が早くも変わってきていると感じています。

販売分野では、9月18-24日にウランバートルで行われた農業祭に、ダルハンオール県女王蜂組合の養蜂家が蜂蜜を出品、プロジェクトがブース出展を支援しました。ここでは「糖度80%の蜂蜜」をアピールするため、組合が出品基準を糖度80%以上であることと定め、基準をクリアした製品のみを展示販売しました。ブースの装飾はマーケティング専門家が担当し、「80%」を大きく打ち出したデザインで統一。当日のブースは盛況で、養蜂家によると、蜂蜜の売れ行きはいつもよりも格段に良かったそうです。品質の良さを消費者にアピールしたり、売り方を工夫したりすることで、販売が改善することを実感できたようでした。しかし、蜂蜜がいくら売れても、コストと利益のバランスが取れなければ、養蜂を続けて行くことができません。そのため10月のワークショップでは、コスト計算に取り組んでもらい、自分たちの経営を見直す機会としました。

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モンゴルは11月に入ると、日中でも零下の寒さとなり、蜂も11月中旬から3月末まで越冬庫の中で過ごします。養蜂業はオフシーズンに入りますが、プロジェクトでは引き続き、セミナーでの指導や手引書作成などを進めていきます。