お米のはなし No.1


お米のはなし

お米や稲に関するちょっとした情報、豆知識を「お米のはなし」として、シリーズで連載します。
JAICAFは、国際的な農林業の課題に関して、コンサルタントとしての活動を展開しています。
その活動を通じて、お米に関わる情報や知見を、ひとつずつ「お米のはなし」にまとめ、逐次このシリーズに掲載します。
一般のお米読本や稲の専門書とは少し趣を異にしますが、私たちコンサルタントの観点から、お米や稲の話題を一つずつ、最新のニュースなども交えて掲載する予定です。
お楽しみいただければ幸いです。 (シリーズ担当:R. I.)

 

 

1. 米と稲 

日本では、田んぼに育つ「稲」、その稲の穂に実る「籾」、籾の中の「米」、その米を炊いて食べる「飯(ご飯)」、など同じ稲由来でも、対象や状況に応じてその名が異なります。

また、それぞれの名前には意味があり、私たちは普段それを特に意識することなく、ごく自然に使っています。

しかし、この「稲」も「米」もご「飯」も、英語で言えば、全て”Rice”です。

日本ではいろいろな呼び名があるのに、なぜ英語では一語なのでしょうか。  ・・・続きはPDFで。