次世代の養蜂人材育成のための研修事業〜高校生と養蜂産業を学ぶ1年〜 第3回定期ミーティングを行いました

次世代の養蜂⼈材育成のための研修事業
―⾼校⽣と養蜂産業を学ぶ1年―
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11月30日(土)第3回定期ミーティングを開催しました。

前半は養蜂家訪問研修の報告、後半は、学識経験者からのインプットを受けながら、グループワークを行いました。

前半の報告は、7組が発表。研修先の養蜂家は、地域や経営規模、主たる経営内容も様々でした。報告からは、新しい技術を積極的に取り入れる養蜂家の姿、移動養蜂の厳しさと緻密さ、都市養蜂の可能性、養蜂ならではのアプローチを考える重要性、花粉交配事業の責任、販売の課題や値付けの難しさ、地域社会とのかかわりや養蜂環境への視線、10年先を見据えた投資、経営指針、県内の養蜂家とともに歩む姿勢など、非常に多様な養蜂経営を垣間見ることができました。

後半のグループワークは「養蜂産業の未来を考えよう-テーマ別に学びを深めるワークショップ」を掲げ、類似する学習テーマによってグループに分け、ディスカッションを行いました。これまで学んだことを書き出して、いくつかのKey Wordにまとめていきました。また、書き出した内容を「強み」と「弱み」に分け、さらに、強みをもっと強くする方策、弱みを強みに変える方策を考えてみました。

6月から続けてきた座学、海外研修、養蜂家訪問研修などを自分なりに噛み砕き、“次”を考える作業を通じて、3月に予定されている成果発表会で、自分たちなりの“養蜂産業”の理解と未来に向けてのアイデアを発表したいと考えています。