International Day of Potato: 国際ポテト・デー

毎年5月30日を「International Day of Potato: 国際ポテト・デー」とするとの決議が国連で採択されたのは、2013年12月のことで、今年が第1回目の記念日となります。

ジャガイモは、数十億人が日常的に消費する作物です。

アンデス山脈の小規模な生産から、世界各地で行われる機械化された商業的農場での大規模な生産まで、様々な形で生産されており、 世界中の農業・食料システムにおける重要な作物です。

そして、世界中の農村部や都市部の人々の食料安全保障と栄養や生計、雇用に貢献しています。

また、ジャガイモの多様性を守ってきた小規模家族農家(多くは女性)の役割にも着目し、作物の栽培と消費における文化や料理といった面にも目を向けます。

2008年には、農林水産省主導のもと、JAICAFでも「国際イモ年」として様々な活動を行いました。飢餓や貧困との闘い、農業・食料システムへの環境的脅威に対処するうえで重要な作物であるジャガイモは、まさに「畑の中の宝もの」です。

改めて、ジャガイモを含むイモ類に目を向けてみませんか。

 

(参考)

International Day of Potato (FAO)