International Year of Fruits and Vegetables 2021:国際果実野菜年

今年、2020年は、国連の定めた「国際果実野菜年」です。

国連は、果実と野菜が食料安全保障、生計創出、小規模農家や家族農家の雇用に貢献していることに特に着目し、農業とフードシステム全体の切り離すことのできない関係性を認識し、2021年を「国際果実野菜年( International Year of Fruits and Vegetables 2021 : IYFV2021)」と定めました。

国際果実野菜年が、持続可能な農業と食料生産における小規模農家や家族農家の役割をさらに強化するための効果的な行動を促す機会となり、さらには、飢餓と貧困の削減や、食料安全保障と栄養の向上、生計の改善、そして自然資源管理の改善へと繋がることを期待しています。

12月15日にはFAOが主催するキックオフイベントがオンラインで開催され、国際消費者機構の事務局長による基調講演のほか、果樹農家や研究者、企業関係者など多彩なパネリストによる活発な議論が行われました。ちょっと覗いてみませんか?

<参考>

IYFV公式サイト https://www.ippc.int/en/iyph/
FAO駐日連絡事務所 国際植物防疫年 2020:http://www.fao.org/japan/portal-sites/pulses-2016/2020/jp/