World Food Safety Day:世界食の安全デー

国連は、毎年6月7日を「世界食品安全デー(World Food Safety Day)」*とすることを、2018年の国連総会で採択しました。

食品の安全性は命を左右します。
食品安全は、食料安全保障にとって重要な要素であるだけでなく、食中毒を減らす上でも重要な役割を果たします。
約200種類の食中毒素により、毎年6億人が苦しんでいます。食中毒は、特に貧しい人々と幼き人を苛み、また、毎年42万もの予防可能な死の原因になっています。

世界食の安全デーは、
・食品安全の問題に関する認識を高め、食品安全を通じた病気の予防法や、
・セクターを越え、食品の安全性の確保に向けた協調的なアプローチについて協議し、より安全な食に向けた解決策と方法
を提示することを目的としています。

今年のテーマは、「Food standards save lives:食品規格がいのちを救う」です。

毎年この時期には、セミナーなどの啓発活動が行われています。
食中毒が増えるとされる梅雨のこの時期、改めて食の安全に注目してみませんか。

<参考>

FAO World Food Safety Day
 (駐日連絡事務所 世界食品安全デー

一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM) オンラインイベント「世界食品安全の日2023」 (6/7)

 

*国際デーの日本語訳は、国連広報センターの表記を参考にしています。