『世界の食料安全保障と栄養の現状2018年報告 要約版』

『世界の食料安全保障と栄養の現状2018年報告 要約版:食料安全保障と栄養の確保に向けた気候レジリエンスの構築』
2019年3月、22×16cm、30p


FAOの報告書『The State of Food Secutity and Nutrition in the World 2018』の要約版を翻訳・刊行しました。

本年版は、昨年の本報告書で報告された世界の飢餓人口の増加を裏づけると同時に、2030年までの世界の飢餓とあらゆる形態の栄養不良の解消を目指すには、より一層の取り組みが必要であると警告を発しています。

世界の飢餓が減らない現状が一部地域における紛争や暴力の増加と密接に関係していることを明らかにした昨年の報告にさらに踏み込み、紛争のあるなしにかかわらず気候の変動や極端な現象が、深刻な食料危機や栄養不良の解消を目指す取り組みの阻害要因となっていることを明らかにしています。


世界の食料・農業問題に関わる方の必読の書としてお薦めします。