次世代の養蜂人材育成のための研修事業―高校生と養蜂産業を学ぶ1年―養蜂家訪問研修を実施中

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 現在、国内研修として、各地で養蜂家・企業への訪問研修を行っています。養蜂の仕事、養蜂業を行う上での楽しみや問題、ミツバチの飼育技術、養蜂の組織など、養蜂を生業とする方が日頃どんなことを考え、日本の養蜂産業をどう捉えておられるのかを伺っています。施設や蜂場も見せていただきながら養蜂家のお話を聞く体験は高校生にとっては貴重なもので、とても熱心に話を聞いたり見学したりしています。

 これまでに、みつばちファーム(東京都あきる野市)、山田養蜂場(茨城県つくば市)、松本養蜂総本場(福島県会津若松市)、葉梨のみつばち農園(静岡県藤枝市)、たかだ養蜂(埼玉県秩父市)、小林養蜂園(群馬県沼田市)の皆様にご協力いただき、研修を受け入れていただきました。

 養蜂家訪問研修での学びは定期ミーティングで報告し合い、多様な経営やさまざまな課題、共通する問題意識、養蜂家の皆さんが大切にしていることなどを、参加校全体で共有しています。(※定期ミーティングでの報告の様子は順次掲載予定です )

 これからも、広島、岐阜、愛知、埼玉、北海道で養蜂家訪問研修を予定しています。養蜂家の皆さんが大変多忙な中、本研修事業にご協力くださっていることに、改めて感謝申し上げますとともに、次世代人材への期待を感じて身の引き締まる思いです。