TICAD閣僚会合 企業展示イベントJapan-Africa Business Fair 2018

10月7日(日)に東京で開催されたTICAD閣僚会合のサイドイベント“日本・アフリカ・ビジネス・フェア2018”に、行ってきました!


フェアには、

・JICA民間連携事業「ウガンダ国ポストハーベストにおける所得向上を目的とした石抜き機導入による付加価値向上のための案件化調査」で協力した【(株)細川製作所

・農林水産省補助事業「アフリカにおける地産地消(Chisan-Chisho)活動普及検討調査事業」で技術指導に参加いただいた【家田製菓(株)

・農林水産省補助事業「サブサハラ・アフリカにおけるアグリビジネス展開・促進実証モデル事業」の現地調査に参加いただき、現在もアフリカでの協力を模索中の【(株)サタケ

が参加したため、JAICAFが展示の仲介・協力を行いました。
 

いずれのブースも盛況で、多くの方が訪れ、熱心に説明を聞いていました。


【(株)細川製作所】

コメの品質と価格を左右する一つの要因が、石の混入です。石が混入していないコメには、付加価値があり、ブランド米として高価格で販売することができます。

細川製作所が開発した石抜き機のアフリカモデル「とる蔵(改良型)」は、処理能力370kg/時間、ウガンダの実証試験では、半月~1ヵ月で機械のコストを回収できる事例も出ています。


【家田製菓(株)】

穀物やマメ類のポン菓子やパフシリアルを製造しています。ケニアでは、大きく響く“ポン!!!”の音と迫力に皆興味津々。味も美味しく見た目も可愛い上に、さまざまな雑穀やマメを手軽に安価に提供できるとあって、とくに子供や女性に好評でした。トウモロコシ偏重の食生活から、栄養バランスの取れた食生活へと、栄養改善も期待できます。

イベントでは、河野外務大臣も関心を持たれたようで、熱心に説明を聞いておられました。


【(株)サタケ】

経済成長や都市化は、アフリカ各国でコメの需要を押し上げるとともに、より品質の良いコメがほしいというニーズに繋がっています。

自国のコメよりもアジアなど輸入米のシェアが高い国もある中で、精米段階に日本のインフラや技術が採用されることで、コメのバリューチェーンがスムーズに動き出し、高度化が進むことが期待されます。多くの人々が、ブースに訪れ、熱い視線を向けていました。

 

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