次世代の養蜂人材育成のための研修事業―高校生と養蜂産業を学ぶ1年―養蜂家訪問研修:11月の研修

・札幌大通高校・留辺蘂高校の皆さんが菅野養蜂場(北海道訓子府町)を訪問します
・多治見西高校生徒の皆さんが堀養蜂園(岐阜県瑞浪市)を訪問します

 

現在、国内研修として、各地で養蜂家・企業への訪問研修を行っています。
ミツバチを飼育している高校生たちですが、実際に養蜂を生業としている方々にお話を聞く機会は限られていることから、本事業での養蜂家訪問研修は、高校生にとって、養蜂業とはどのような仕事なのかを知る貴重な機会です。ミツバチの飼育にとどまらず、養蜂家の皆さんが、環境や農業、市民社会とどのように関わりながら日々仕事をされているか、熱い思いをお聞きする機会でもあります。

11月は、2日(土)に札幌大通高校と留辺蘂高校の皆さんが菅野養蜂場(北海道訓子府町)を、11月7日(木)は岐阜県多治見西高等学校の皆さんが堀養蜂園(岐阜県瑞浪市)を訪問します。また、広島県でも、世羅高等学校による養蜂家訪問研修を実施するよう、調整中です。
菅野養蜂場(※外部サイト)は北海道常呂郡訓子府町にて親子で養蜂を営んでいます。1~4月の約4ヵ月間は静岡修善寺に越冬のために転飼、修善寺で山桜のハチミツを取ってから、北海道に戻り、北海道の自然あふれる菩提樹や百花、たんぽぽのハチミツを扱っています。
堀養蜂園(※外部サイト)は岐阜県東濃地域で蜂群を飼育する若手養蜂家です。山桜、うわみず桜、ソヨゴなど、東濃の山々を感じさせるハチミツを絞っています。カフェも営む店舗では、カヌレやプリン、ソフトクリームなど堀養蜂園のハチミツを使ったスイーツを楽しめます。